ヘルシア緑茶

ヘルシア緑茶は茶カテキンを関与成分として、「エネルギーとして脂肪を消費しやすくする」との表示が認められた特定保健用食品です。

茶カテキンは体脂肪を減らす効果とともに、抗酸化作用でもよく知られている成分です。

ただ、ヘルシア緑茶を飲んでも痩せないという人が多いのも事実です。なぜ茶カテキンを含むヘルシア緑茶を飲んでもダイエットの効果を実感できない人がいるのでしょうか。

ヘルシア緑茶の特定保健用食品に関する情報を見ると、「ヒト試験」において「茶カテキン摂取量が多くなるに従い効果が大きくなる傾向が認められた」とあります。

上記の内容においては、茶カテキン100mg摂取群、600mg摂取群、900mg摂取群の3群で試験を行っています。

この試験の結果、600mg摂取群と900mg摂取群で腹部内臓脂肪面積が低減したようです。

ヘルシア緑茶には1本350ml当たり、茶カテキンが540mg含まれています。

ヘルシア緑茶でダイエット効果を実感できない理由の1つとして、ヘルシア緑茶1本分の茶カテキン540mgでは摂取量が少ないので効果を実感できなかった可能性が考えられます。

また、特定保健用食品認可の際の資料とは関係ない別の資料によると、

「カフェイン39mgとカテキン625mgを含む飲料を12週間摂取させたところ、カフェインのみと比較して、運動による腹部脂肪の減少が促進され、循環血中の遊離脂肪酸とトリグリセリド値の改善が認められた」

とあります。これは、カフェインとカテキンを摂取しただけでは効果がなく、運動と併用することで初めて効果を得られる、とも読み取れます。

逆に、カテキンにダイエット効果がなかった、という試験結果もあります。一部を記載すると、

「カフェイン150mg/日を単独またはカテキン混合物493.8~684.0 mg/日と併用摂取させたところ、翌日のRespiratory Chamber 法により評価した座位でのエネルギー消費や脂肪の酸化に影響は認められなかった」

「カテキン576 mg/日を含む緑茶を24週間摂取させたところ、体重、BMI、腹囲、体脂肪率、血中脂質などに影響は認められなかった」

などの内容です。これらは、カフェインやカテキンを摂取しても、エネルギー消費量や脂肪燃焼量に変化がなかった、という試験結果です。

茶カテキンを摂取するだけなら、ヘルシア緑茶でなくても「濃いお茶」系の緑茶飲料でも代用できます。

例えば、「伊右衛門濃いめ 茶カテキン=360mg(500ml当たり)」「お~いお茶濃い味 茶カテキン=400mg(500ml当たり)」などです。