痩せる薬は飲まない方がよい

痩せる薬とはダイエットサプリと違い、体に確実に何らかの作用を行う薬のことを言います。痩せる薬の代表的なものは食欲抑制効果を持つ薬です。

痩せる薬を飲んだから体が勝手に痩せていくというわけではなく、飲むと食欲がなくなるので、食べなくなって痩せるわけです。

食欲を抑制させるタイプの痩せる薬の成分には、シブトラミンやマジンドールがあります。

食欲を減らして楽に痩せられると思うかもしれませんが、実際には死亡例も発生しているかなり危険な薬です。中国製の痩せる薬にはたいてい、シブトラミンかマジンドールが入っています。

痩せる薬には摂取した脂肪を排出させるタイプのものもあります。

例えばゼニカルという薬です。ゼニカルには食べたものの脂肪成分の約30%を便で排出させる効果がありますが、飲むと勝手に便が漏れてしまうのでまともに社会生活(仕事など)を送れないという難点があります。

紙おむつ必帯の痩せる薬がゼニカルというわけです。

もちろん、ゼニカルにも深刻な副作用はあります。FDA(アメリカ食品医薬品局)において、1999~2008年の間に重大な肝障害の32例の報告事例があるからです。

一般的に薬には健康被害救済制度がありますが、痩せる薬はこの制度の対象外です。痩せる薬が日本では未承認の薬だからです。

そのようなわけで、痩せる薬を飲むのは自己責任と言うことになりますが、飲まないことを強くおすすめするのは言うまでもありません。