酵素って効果が本当にあるの?

酵素で効果を得られるのは体内酵素を補えるという理由からですが、酵素は胃酸に弱いので摂取しても効果がないという話もあります。

実際のところ、酵素の効果は本当なのでしょうか。

まず、酵素に限らず、食べた食品の全ては胃酸で消化されてから体に吸収されるという事実を考慮する必要があります。

三大栄養素の炭水化物、たんぱく質、脂肪の全ては胃酸で消化されてから(胃酸で分解されてから)体に吸収されます。

ビタミンやミネラル、ポリフェノールに関しても同じことが言えます。酵素だけが胃酸で分解されるというわけではありません。

そこで、胃酸で分解された成分は体に吸収されても何ら効果を発揮しないのかどうかが次の焦点ですが、結論を言えば胃酸で分解された成分は全て効果を発揮します。

例えばビタミンに関して考えてみましょう。

ビタミンはミネラルと比べて特に酸に弱いというイメージがありますが、補ったビタミンは全て効果を発揮します。

コラーゲンを作るためにはビタミンCが欠かせません。補ったビタミンCが機能しなければ肌のターンオーバーが機能せず、新しい皮膚が作られなくなります。

しかし、食品で摂取したビタミンCが必ず胃酸で消化されてから(破壊されてから)吸収されているにも関わらず、肌のターンオーバーが機能しないことはありません。

また、補ったビタミンCが一切機能しなければ壊血病といって、体中の毛細血管から出血が起こる病気になりますが、ビタミンCを補う限りそういうことは起こりません。

補ったビタミンCが胃酸によって壊されているにも関わらずです。

こういったことを考えると、酵素も胃酸で消化されてから体に吸収されても効果を発揮します。酵素だけが特別に効果を発揮しないというのは科学的に矛盾した考え方なのです。